カテキンの効果

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腸内には多くの常在菌が住みついていて、消化や代謝などに役立っている善玉菌と病気の原因になることがある悪玉菌のバランスで健康が保たれています。食事の不摂生や運動不足などによって腸内細菌のバランスが崩れると、便秘や様々な病気につながることがわかっています。したがって便秘にならないようにすることが他の病気の予防にとっても重要です。 お茶に含まれるカテキンは乳酸菌などの善玉菌の増殖を促し、逆に悪玉菌の増殖を抑えて腐敗産物を減らす働きをするという研究があります。またカテキンには大腸の炎症を抑える作用があり、お茶を飲む習慣が炎症を防いで大腸の健康状態を保つことを示す研究もあります。これらのことから、お茶は腸での消化の促進と便秘の予防につながると考えられます。

肝臓でコレステロールから作られ胆のうで濃縮される胆汁酸は、十二指腸で腸に入ったあと小腸の下部で再び吸収されます。その後血液を介して肝臓で再利用され、余った胆汁酸やコレステロールは便に捨てられます。この回路を腸肝循環といい、胆汁酸やコレステロールは便に湿り気や滑らかさを与えています。胆汁酸やコレステロールの腸肝循環が滞ると、便が硬くなり便秘の原因になります。 お茶には血液と肝臓の胆汁酸とコレステロールの量を減らす働きがあるという研究や、その理由の一つはカテキンが腸での胆汁酸の吸収を抑えるためという研究があります。これらのことによってお茶を飲むと便で多くの胆汁酸やコレステロールが増えることになり、便秘の予防につながる可能性があります。